香りの効果と、成分の作用が違う!?

こんにちは。

「アロマでゆったり自分らしく生きる」

ナビゲーターのNatsuです。

最近、私が愛用しているヤングリヴィング社のアロマセミナーでは

脳波測定機を使い、ある精油の香りに脳がどんなふうに反応するか?

というのを見る機会があります。

とても興味深いことに、

頭で思っていた「こうじゃないかな」という反応と、

実際の脳の反応とが、ずいぶん違っていることが多いんです。

たとえば、ラベンダーを嗅ぐと

「爽快感」が反応する方が多いようです。

「リラックス」じゃなくて。

じゃあ「リラックス」はどういう精油で出ているかというと、

ユーカリのブレンドだったり、ペパーミントで出る方もいます。

ええ~!?

習ったのと違う・・・って思いますよね!

そうなんです。

香りに対する脳の反応って、本当〜に人それぞれなんですよね。

知識として持っている

「ラベンダーはリラックス」

「ペパーミントはリフレッシュ」

は、脳には通用しない場合が多いってことなんですね~。

ラベンダーがリラックスというのは、

おもに含まれているリナロールや酢酸リナリルなどの成分に

そのような作用があり、

精油全体としても鎮静作用を示すといわれてきました。

ですが、ラベンダーの香りを嗅いで「脳の中」で感じる場合は、

その作用通りではないのですね。

つまり、

成分の作用と、嗅覚で感じた時の反応とは同じではない!

ということなんです。

ならば、成分の知識は意味がないのか?

というとそうではなくて、身体に塗布したり経口摂取して、

フィジカルに(肉体的に)取り入れた時には、

この作用の知識が有効になってきます。

ラベンダー(真正・アングスティフォリア種)には確かに、

塗ったり飲んだりすると鎮静作用があります。

お読みのみなさまも、経験されてるのではないでしょうか。

実はわたし、長らく「ラベンダーでは眠くならないよ〜!」

ってずっと疑問でした。

枕元に香りを置いても、ディフューズしても、だめなんです。

でも、身体のあちこちに塗った時は、気分がゆったりして

あ、やっぱり有効かも!と感じていたんです。

こういうことだったんですね。

嗅覚からのメンタルな作用と、

身体へのフィジカルな作用の違い。

この辺りは自分も含め、まだまだ、ごっちゃになって

教えたり教わったりしているような気がします。

本当にまだまだ、わからないことばかり!

これまでのアロマ教育は、

「有名な本にこうあるから」という伝統とか定説が、

おもに伝わってきているようなところもありますよね。

なんといっても、脳の反応をダイレクトに見る!なんて

できるようになったのが、つい最近のこと。

これから、香りの反応についてどんどん新しい発見があり、

教科書が書きかえられていく時代になりそうですね〜。

楽しみです!

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